PG 1/60 フルアーマーユニコーンガンダム

機動ガンダムUCより、フルアーマーユニコーンガンダムを制作しました。
前回のPGユニコーンに専用のFA拡張ユニットを取り付けたものになります。

メーカーバンダイ
スケール1/60
シリーズパーフェクトグレード
キット名ユニコーンガンダム
ユニコーンガンダム用FA拡張ユニット



フルアーマーユニコーンとして増える武装はこんな感じです。
バズーカが2本とガトリングが4本、足につけるハンドグレネードのラック、シールドが2枚と、意外と取り付ける部品自体は少なめです。
とはいえ、なにせこのサイズなので…
こだわりポイントとしてはガトリングだけネオジオンから提供された武装なので、そのほかの武装とはマーキングの雰囲気を変えています。

ちなみに実はシールド以外の武装は本体より先に完成していて意外な形で使われることに…

武装を取り付けるとそのサイズも相まって圧巻です。
部品点数は1100前後と、いやほんとよくこんなの作ったな俺…
文句なしの自信作ですが、敢えて言うなればデカすぎて飾るところがありません…

背面はこんな感じ
増えた武装の多くはバックパックに追加されるステーを介して接続されます。
ということでいよいよスタンドで立たせないとヤバいです。
ちなみに背中に接続されるプロペラントタンクは流石にデカすぎて、撮れないので今回は制作記で紹介します。




以前作ったHGUCユニコーンと比べるとこの通り
HGUCユニコーンも1/144では結構大きいな部類なんですがそれもなんのそのといった感じで、そもそもビームマグナムの方が余裕で大きいという…


スタンドに取り付ける電飾ユニットのカバーは塗装した後、自作デカールを貼り付けてスペック表を載せてみました。
どうしても自作デカールだと厚みが出てしまうので、何層かクリアを吹いてペーパーを当てて均し、艶消しクリアで仕上げています。

今回も武器ばっかり作るということで制作記を多めに書いています。
↓の青いタブをクリックすると展開するので、よろしければご覧ください。

FA拡張ユニットも例によって埃まみれだったので、まずはバラしてから洗浄というところから始まります。
この辺は本体と違って割とサクサク分解できて楽でした。
すでに気が滅入る量ですがこれでもまだ1/3くらいです…
ちなみにガトリングが一個辺り18パーツで6セット
ハンドグレネードが一個辺り5パーツで8セット
うん、しんどぉ…

塗装した部品を組み上げているところ
製造業の組み立て工場とかこんな感じなんでしょうな…
塗装自体はこんなデカい武器を塗ることもそうないので割と楽しんでやってました。
その反面、とにかく同じ部品が多いので、デカールの確保に頭を悩ませた記憶があります。
グレネードラックは8個あって2枚ずつ貼りたいから、同じデザインのマークを8セット、
ガトリングの砲身は4本6セットなので24枚…は流石に無理!ってことで砲身ごとに貼るマークを変えて、2:1:1の割合でなんとか数を揃えて貼っています。
貼るのは楽しいんですけど数で悩まされるのも珍しい体験でした。

完成写真では紹介できなかったタンクはこの通り頭を抱えるサイズです。
これをウチで塗るのは流石に無理!ということで、千葉県は市川市にある、市川工作研究室さんで塗装しました。
ウチで使っているL5&0.3mmのエアブラシより一回り以上パワーのあるL7&0.5mmのエアブラシを使わせてもらい、なんとかこのデカブツを塗っていきます。

塗装を終えて組み立てたところ
諸事情でムラが出てますがもう知りません。
これ塗っただけで大したもんだと思います(投げやり)

ちなみに取り付けるとこんな感じ
日本家屋のことを全く考慮していないトンデモサイズです。

スタンドカバー用のデカールを作っているところ
GFFみたいにしたいなーってことでver.Ka風のフォントを探してきてポチポチ打ち込んでいます。
ちなみに割と最近気付いたんですが、思いっきりスペルミスしており、[MOBILE SUIT]が[MOBILE SUITE]になってます。
ええと、モバイルスイート…?
富士通のクラウドサービスかな?

タンクについでしんどいシールド3枚です。
そもそもデカいうえに、タンクと違って逃げずに白で塗らなくてはいけない、更にこのとき2月で超寒かったんですよね!
あと、何気にX字に開くサイコフレームの枠にマーキングを貼っているんですがこれもボケーっと作業してたせいか左右で同じものを貼ってたり、上下逆に貼ってたり、もうドタバタでした。

ということでFAユニコーンでした。
ひたすら武装を作り続ける日々が続きましたが、1/60の大スケールともなるといつもと違った表現ができて何気に楽しかったような気がします。
(とはいえ、同じ武装がいくつも作るのは流石にしんどい…)
置き場所、値段、部品点数などハードルは多いのですが、やはりガンプラの最高峰として挑んだ甲斐はあったかなと思います。

ちなみにFA拡張ユニットから作り始めた理由についてもこの後ご紹介、例によって青いタブをクリックして展開されるので是非ご覧ください。

実はお友達の96jimaさんがとある理由でPGユニコーン(最終決戦仕様ver.)を作ると聞いて、そんなら俺もやろっかなーと思い立ったワケですが、事情が事情だけに締め切りがあって、それを考慮すると俺のFAユニコーンは絶対間に合わず…
でも、FAユニットだけなら…?ということでこちらから手を付け始めました。

そんなわけで取り付けた姿がコチラ
私のユニコーンと違って装甲は寒色系のホワイトで纏めつつ、グリーンのサイコフレームが引き締まった印象ですね。
更に覚醒状態なので例の偏光塗料もはっきり偏光するように塗装されていて大変に映えます。

ということで96jimaさん家…ではなく、結婚式場での一枚だそうです。
そう、なんと結婚式に飾るために限定のPGユニコーン(最終決戦ver.)を探していたそうです。

とはいえ、本人が忙しそうで中々手を付けられていなかったので、ガトリングとマグナムは持って行っていいから!と発破をかける意味もあってFAユニットを先行して作り始めたんですが、なんやかやで全部持って行ってくれました。

ええと、飾るの大変だったと思います。(他人事)

光らせるとこんな感じらしいです。

確実に俺のよりカッコイイんですがそれは…

そしてこの後は俺の締め切りのターンでした。
2月の展示会が締め切りなので、寒い中ヒーコラ言いながら自分のユニコーンを作っていました。
その甲斐もあって、こうして写真の通り間に合わせることができたんですが、なんていうか…
お互い、超頑張りましたね…