MG 百式 ver.2.0
機動戦士Ζガンダムより、百式を制作しました。
2015年にリニューアルされたver2で、全身金色という特徴的な機体色を再現すべく、大部分がゴールドメッキされているキットですが、今回は一旦落として塗り直しています。
メーカー | バンダイ |
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スケール | 1/100 |
シリーズ | マスターグレード |
キット名 | 百式 ver.2.0 |
使用した塗料は下記の通りです。
元々金色部分には艶のない上品なゴールドメッキが施されていて、ぶっちゃけるとそのままでも十分に綺麗だったりします。
なので、わざわざそれを落として塗る以上は…ということで色々気を使って塗装しています。
- ゴールド:ウィノーブラック(Mr) → GXレッドゴールド(Mr)
- ダークブルー:バーチャロンカラー マーズダークブルー(G)
- レッド:(色々混ぜたので詳細不明です…)
- ブラック(武器など):グラファイトブラック(G)
- 関節部(明):ガンメタル(T)+チタンゴールド(T)+フラットベース(T)
- 関節部(暗):ガンメタ(色々混ぜてるので詳細不明)
- 艶消しコート:スーパースムースクリアー(Mr)
※(Mr)…GSIクレオス Mrカラー
(G)ガイアノーツ ガイアカラー
(T)タミヤカラー ラッカー塗料
デカールは「百」マークやAEUGマークなどは別売りの目がバズーカランチャーに付属のものを、それ以外のコーション類は前回νガンダムを作ったときに余ったMGEXユニコーンガンダム用のものを使用しています。
また、例によって外装のスリット状のモールドはグレーで塗り分けてみました。
そして百式を塗るうえで課題となるゴールド塗装について、以前よりイマイチ腑に落ちないポイントがあったので、今回はそこを解消すべく色々試しながら塗っています。
試した内容について軽くまとめたのでよろしければ↓のタブをクリックしてご覧ください。
(そして間違ってたら教えて下さい!)
さて、何を悩んでいたのかというと、写真は以前作ったフェネクスを塗ったとき、ゴールド塗装した後にデカールを貼り付け→艶消しクリアでコートした場合、余白部分が凄く浮いた感じになったんですよね…
普通こんな感じになったらシルバリングじゃね?って思うんですが、にしても全部そうなるって流石に私がそんな上手くないとしても限度があると思うんですよね。
そしてそんな疑問を抱えたままここまでプラモを作ってきたわけで、今回百式を作るにあたってここはなんとか解決してみよう!といった感じです。
ちなみに今までどうしてたかっていうと、メタリック塗装した箇所にはデカール貼らない!を通してきただけです。
今まで作ったやつほとんどそんな感じです、はい。
そんで、まずなんでこんなことになったかを推察すると、そもそもメタリック塗装ってのはざっくり言うと金属粒子を吹き付ける塗料で、塗装すると粒子の凸凹が乱反射してキラキラして見えるってモノらしいです。(合ってるよね!?)
で、更にその上にクリアなどを吹くと、粒子の凸凹が変化して仕上がりが変化するワケなんですが、今回の場合はデカールを貼った箇所だけそのままだったんじゃないかなーと。
多分、上の図のような感じ…なのなかぁ?
お次は対策ですが、次のどちらかかなぁ、と
・クリアで仕上がりが変わるなら仕上がりの変わらないクリアを使えば良いじゃん!ってことでラッカーの塗膜を侵さない水性カラーを使う!
・デカール貼った部分だけクリアがかからないことが原因なら、デカール貼る前にクリアを挟む!
そんで今回は後者の方でやってみました。
いや、その、水性クリア持ってなかったので…
で、試した結果がコチラ
少なくともデカールの余白が目立つのは解消できたんじゃないかと思います。
あと、一回クリア挟んだことで墨入れや部分塗装のふき取りが綺麗にできるというオマケ効果もあったので、今後は場合によって使っていこうかなと。
ところでこの百式、実は発売当時に購入してパチ組みで放置されたものをバラして作り直しています。
で、そんな経緯があるということは当然のようにアンテナが折れてたり、ライフルのセンサーがなくなってたりするワケで…
以前、量産型百式改を作ったときの余剰パーツを残しといて良かったァ…って感じです、はい
そんな話をした後で何ですが、ビームサーベルは付属のものではなくピンクのものを用意してみました。
決して無くしたわけじゃなくて、劇場版準拠にしただけです。
なんならイエローのサーベルランナーごと余ってますからね!
別売りのメガバズーカランチャーは去年作っていたので持たせてみました。
例によって当時買ってパチ組みで放置したのを作り直しているので、本体こそ残っているもののスタンド用の補助パーツを無くしたので踏ん張って発射する感じで構えさせてみました。
いやしかし、自立するもんだなぁ…と感心しています。
以前作ったデルタプラスと並べるとこんな感じ。
両方ともデルタガンダムを源流としているのでよく似ていますね。
加えてこのキットではリニューアルに当たってデルタプラスを意識した構造になっているのも作っていて楽しいポイントです。
無くしたパーツを提供してくれた量産型百式改と並べるとこんな感じ。
変更箇所は肩と頭、背中のバインダーを省略したのみですが、カラーリングも相まって印象はかなり違って見えると思います。